幸せな人生って…「リテイク 時をかける想い」

「リテイク 時をかける想い」ってドラマを見てました。

#1 タイムトラベラーを確保せよ!
#1 タイムトラベラーを確保せよ!
Video On Demand

近い将来発明されるタイムマシーンに乗ってやってくる未来人を
確保して世間から隔離する仕事をしている主人公たち。


それぞれの未来人のエピソードが中心になって進みます。
「人生がやり直せたら」と思うのはつらい現実があるからです。
やりきれない気持ちと折り合いをつけながら生きていくしかないのです。


面白かった~おススメです。
ところどころ、考えさせられるセリフがちりばめられていました。


   *   *   *
タイムトラベル系の「あるある」として、
未来のことが書かれた本を見て賭け事をして大儲けして豪遊をするってのがあります。
でも、それはずっと楽しいわけではない。贅沢の限りを尽くしてもむなしさは募る。
どんなにちやほやされても、お金に寄ってくる人だけだったらむなしい。


結局、「贅沢」や「ちやほや」は「他人軸(あるいは一般的な)」での幸せの形。
良いことをして人に感謝される、というのもそうかもしれない。


心が満たされるのは、本当に自分がやりたいことをやっているとき。
自分軸での幸せを感じられるとき。
本当にやりたいことがある人は、沢山お金があれば、
思いっきりやりたいことをやるだろう。
それはとても幸せなこと。


お金が腐るほどあっても、やりたいことがなければ、
本当の意味で心は満たされないのかもしれない。


   *   *   *
私たちの人生はすべてが不確定で、とても不安なもの。


 仮に「未来のことが書かれた本」があったとしても、
 未来から来た自分の存在によって、未来は不確定になってしまう。
 時を戻して、死んでしまった人を助けても、次いつ何が起こるかわからない。
 明日死ぬかもしれない、という不安はなくならない。


だから、お金を集めたり、スキルをあげたり、肩書を求めたり、人気や外見を求める。
目に見える「数字」を高めて、すこしでも安心したい。
 お金があればきっと安泰、資格やスキルがあれば安泰、
 地位を得ればきっと安泰、人気を得ればきっと安泰、美しくなれば…


でも、この世に「安泰」はない。未来はワカラナイ。
確かに勤勉に生きることは大切。
でも、勤勉に勤勉を重ね、様々な目に見える「数字」をどんなに高めたとしても、
「不安」はなくならないし、自分の幸せにも直結しない。


幸せに生きるためには、
 「不安」を受け入れる覚悟が必要。

 不確定なことを楽しみに思える「心」が必要。
 そして、自分軸のやりたいことが分かっていることが必要。


そんなことを考えながら見ていました(^^)