末永く、お幸せに

図書館が開館したので読書を再開しています


結婚式のスピーチを題材にした本でした。
末永く、お幸せに


花嫁である主人公とかかわった人たちが、結婚式のお祝いスピーチを読み上げながら(ときには心の中でだけ)話が進んでいきます。


はじめは主人公はとても幸せそうな花嫁にしか見えないのですが
実は複雑な過去があり…


母親との複雑な関係、そして母親の思い、娘の思いへと話が進みます。


ジーンとくる話が多く、最後は泣いてました。
最後の部分をそのあと2回読んで、2回泣いてました(笑)


結婚式で娘から両親への手紙で絶対出てくるワードとして


「産んでくれて・育ててくれてありがとう」ていうのがあると思います。


これって感謝の言葉だと思っていたけど、まぁそうなんだけど
「私はいまとても幸せです。こんな幸せな気持ちになれたのはあなたが産んで育ててくれたから」ということだよなと気づきました。


当たり前なんだけど。。子供が「私はいま最高に幸せだ!」と言っているってことは
親にとってはこの上ない喜びだろうな。


そして、感謝=「私は今幸せです」ってことなんだなって。
だから先に感謝すれば、自動的に幸せになるんじゃないのかな?


先に感謝しておいて、「私は幸せだ」ということにしておく。
感謝すれば自動的に幸せになっていく。そんな感じなのかな?


ここ最近読んだ本の中でもかなり良かったです。