すっぱいぶどう

『出世なんかしたくないさ、管理職なんて大変そうだし、
　優秀な人はいて捨てるほどいるのに、私なんて…』

という発言には、本心もあるし、嘘もあるなぁと気づく瞬間。

それは例えば、同期が出世したとき、ママ社員が出世したとき。
心がぐしゃっとつぶれそうな感じがするから。

でも、私の行動は出世したい人とは正反対で、
ごまもすらないし、成果をアピールすることもない。
勉強もしないし、やりたいと手をあげることもしない。

ただ平穏を望んでいて、明日も子供に「お帰り」と言いたいと思っている。

そりゃあ出世しないわな…

なのに、その通りの結果を受け入れられていない。
仕事はそこそこで家庭を大切にしたいと思ってるし、
お金だってそこそこでいいと思ってるし、
転勤はしたくないし、なんなら出張すらしたくない（今はコロナで助かる）
飲み会にも行きたくないし、職場の人にも興味ない（今はコロナで助かる）
仕事のための勉強に休日つぶしたり、お金なんて使いたくない

なぜこれで出世できると思ってるのだ、心の底でなぜふっきれていないのだろう
欲張りというかわがままというか甘ちゃんなんだろうな～

私は仕事ぶりを認めてほしいのだろうけど、それは相対評価だから。。
家庭を犠牲にして、120％で努力している、勉強熱心で優秀な人たちの中で、
私はこぼれ落ちていく。誰が見ても、そうなるよ、という状況なんだけどな。

今日、こんなことを書いたのは、客観的に自分の状況を見てみたかったから。
そして、この分不相応な出世欲を成仏させたいな、と思ったから。

どうだろう、でも、やっぱり、まだ死に切ってない感じがする。。