小学生までもが老後を心配する時代?!

私はお金の本が大好きでよく読みます
もう図書館の本はたいがい読んだ(笑)


それは言い過ぎかもですが


で、小学校高学年の息子が私の本を
読んでるんですよ。
「定年に備えるお金の教科書」とかを。


ほんで
「俺も老後が心配なってきたわ~
 働いたらめっちゃ金貯めるわ
 ほぼ全部投資するわ」
とか言っている…


いやいや、いまから老後の心配して
どないすんねん!


でもねぇ、親が私だからなぁ
100まで生きる前提のライフプランシートを
いじくって、
「この前提条件やと生き延びれる
 これやと〇歳で赤字や~」
とか日々やってるのでね。。


 *   *   *


でも息子の「老後が心配」発言を受けて
すこしハッとしたんですよ


息子は、一体何年後の心配をしてるんや?

つまり、今日・明日の心配事はない
大人になることにもそんなに不安はない
だからこそ、心配するのは老後になるのか?

いま、食えるかどうかの暮らしをしているなら
紛争地域にいたり虐待されたりして命すら危ういなら
絶対60年後とかの心配しないでしょ?

驚くほど、先を見通せるから
見通せると思うことができるから
60年後を心配している…

つまりあきれるほど平和だから
そんな先の心配ができるんじゃないか

老後を憂うのは、
「この暮らしがいつまでもずっと続きますように」
という願いがあるからであり、
本当に平和で豊かであることの証なのではないか

そんなことをふと思いました。


 *   *   *


今現在、大きな心配事は特にないのに

やっぱり、何かを心配しちゃいます

もうそれは、私に組み込まれた
ネガティブプログラムで(=本能)
どんなに環境が整っても、
何か心配の種を探して
発動するような気がします

だからこそ
あ~また、心配本能発動したわ~
過ぎ去るまでのんびりしてよ~


って感じの「いなし方」を覚えることは
気楽に人生を生きるために大切だなぁ
と思います。

日本に生まれただけで本当に恵まれている
 豊か ≠ 心配がない 
ということだから、
日本は幸福度ランキングが低いのかもしれないよ?