鈍感力を磨く

まぁもともと気の利かない鈍感野郎なわけですが(笑)


ワーママに必要な能力かも知れない…とも思うのです。


独身の頃、ある人の行動についてどうなの?!みたいな話になったときに、ワーママの先輩が「それはわざと鈍感になっているだけでは?」と発言されたのです。「は?わざと鈍感になっていいこととかある?」って、当時の私は思ったのですが。。。


最近は女性活躍とかって風向きはよくなっていると思いますが、やっぱり今もなかなか大変なわけです。


その当時の先輩ワーママなんかほぼ第一人者です。セクハラ教育とかも始まったところ、みたいなときです。「早く帰って迷惑」とか、「子供を病院に連れて行ってる時に病院から電話くらいできるはず」(病気の子を連れた小児科の惨状を知らないんですね。大体病院はケータイだめです…)、とかいろいろな陰口が、噂に疎い私にさえも届いていました。「あーひどいな、、理解がないな」って悲しく思っていました。でも、「その人はあえて鈍感になって聞こえないふりで頑張ってるんだな」って気づいて「強い!」って感動しました。


「んなこといちいち気にしてられっかよ!」って考え方はワーママには必要なんです。よく気が付いて、自分がどう思われているか気にしている人はみんなワーママになってしばらくして辞めていってしまいました。


でもね、悪くいう人も、今では理解示してるよー的なポーズはとるわけです。時代的にね。どの口が言うとるねん!って感じですけどね。まぁ表面的なことで、心の中は全く受け入れてないのはありありと分かりますが…それでも、おおっぴらに「早く帰るなんて」とか言いづらくなってきた、というのはありがたいです。


それもみんな、鈍感力も駆使して道を作ってくれた先輩のみなさんのおかげなんですね。昔は産休しかなかったですもんね。(産前6週産後8週だけってこと)そんな人たちが仕事を辞めずに続けてくれたおかげで育休ができ、時短勤務ができ…って環境が作られたわけですから。


先輩の方々には頭が上がりません。