私はアイドルにキャーキャー言うタイプではありませんでした。あの黄色い声は出したことないです、生まれてから今まで。

小学校高学年の頃、友達二人が家に遊びに来て時間が間に合わないから、ジャニーズアイドルのテレビ番組を見てからうちに帰るってことになりました。そして、「あー！！○○かっこいいー！！△△じゃま！○○が見えない！キャー！」みたいなことを、見てる間ずっと言ってるのです。そして、聞いているだけでとっても耳が疲れて、友達が帰ったあと熱を出しました。

そういった趣味は1ミリもあわないけど、私と仲良くしてくれたのですね。

そして、ひるがえって現在。キャーって心の中で叫ぶアイドルがいます。50歳過ぎた男性歌手ですがもう大好きなのです。DVDもいろんな年代の頃を持っています。大人買いしちゃうのです。

よく仮面ライダーの俳優にママがファンになったりしますね。結局、ママさんたちの寂しさの表れなんだと思います。

私みたいなアイドル苦手な人種でも、アイドル頼みになるのは30代の女性は、子供を産めるラストの年代なので体の中で「妊娠するなら最後だぞ～！」と本能が暴れているのもあるでしょう。そんな妻を夫はかまってくれない、というのもあるでしょう。男性の30代は本当に仕事が忙しい年代ですから、悪気はないと思いますが。

その気持ちを持て余して、アイドルに行ったり、運が悪いとホストやら不倫やらに走ってしまうのだと思います。

こんな気持ち、小学生の頃はさっぱりわからなかった。

お母さんがなんで夜中にお酒を飲んで泣いているのか分からなかった。何が悲しかったのか、今なら何かわかる。そして、飲んだくれのお母さんの記憶も全然違う意味合いになり、許せる。

私も本当に寂しくてつらいときは、お酒がすごく弱いのですが飲んだくれます。缶ビール1本でべろんべろんになれるので安上がりです。

断られるのが怖いので、夫に「かまってよ」って素直に言えないです。。あぁ、なんとかアイドルとお酒でしのいでいきたいです。。